ワコール下着「痩せる」根拠なし 米当局が指摘


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 ワコールホールディングス(HD)は30日、米国などで「着用するだけで痩せられる」とうたい販売していた女性用下着で、米連邦取引委員会(FTC)から「科学的な根拠がない」と指摘され、130万ドル(約1億4千万円)を利用者に返金することで合意したことを明らかにした。

 ワコールHDによると、FTCから「科学的根拠が不十分で、広告の内容に疑義を抱く」とされたという。この商品は日本では販売していない。
 女性用下着は「iPant(アイ・パンツ)」の商品名で、マイクロカプセル中のカフェインやビタミンEなどの成分で「体脂肪が減少する革命的な商品」と宣伝していた。
(共同通信)