シュワブ内、アスベスト撤去作業開始 普天間移設計画に伴い建物解体


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 米軍普天間飛行場の移設先となる名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ内で1日、新基地建設に伴って解体されるアスベスト(石綿)を含む建物6棟のうち、2棟からアスベストの除去作業が実施された。作業には県北部保健所、県の職員、労働基準監督署が立ち会った。

 ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表はフェンス越しから「県民の健康被害に甚大な被害をもたらす解体について、われわれは強く非難する」と訴えた。
 キャンプ・シュワブ第1ゲート前には新基地建設に反対する市民ら約30人が集まり、抗議した。【琉球新報電子版】