東京円、109円台後半 米景気回復期待でドル高


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 1日午後の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=109円後半で取引された。午前は約6年1カ月ぶりの円安水準となる1ドル=110円台まで急速に円が下落した。午後は、いったん利益を確定させようとする円買いドル売りの動きが強まり、もみ合った。

 米景気回復への期待や米利上げ観測を背景に、ドルが主要通貨に対して軒並み上昇。8月中旬以降に円安ドル高が加速し、東京市場では1ドル=102円近辺だった8月中旬から一気に約8円、円安が進んだ。
 午後4時現在は、前日比41銭円安ドル高の1ドル=109円82~83銭。ユーロは20銭円高ユーロ安の1ユーロ=138円58~60銭。
(共同通信)