48年ありがとう 座間味で現庁舎お別れ会


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
老朽化に伴い、約半世紀に及ぶ歴史に幕を閉じる座間味村役場庁舎

 【座間味】新庁舎の建設計画を進めている座間味村(宮里哲村長)はこのほど、老朽化した村庁舎への感謝を込めた会を同庁舎で開いた。元役場職員や歴代三役など、行政に携わってきた約70人が参加し、庁舎に別れを告げた。新庁舎建設のため、庁舎は今月初旬から解体作業に入る。

 庁舎は1966(昭和41)年に建設。以来48年間にわたり、住民の生活、福祉向上を担う役場職員、村議会議員の働く場として村の歴史とともに歩んできた。
 会では、宮里村長があいさつ。その後、役場内の施設で歯科診療を行ってきた池徹座間味歯科クリニック院長夫妻に感謝状を贈呈した。
 元村長や元村議会議長らから、役場にまつわる思い出の話が途切れることがなく、約半世紀の歴史を懐かしんだ。
(宮里芳和通信員)