渡嘉敷の海と星、満喫 島外の小中生らが自然体験


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シーカヤックを楽しむ親子=9月27日、渡嘉志久ビーチ

 【渡嘉敷】子どもゆめ基金・体験の風リレーションシップ事業「ファミリー自然体験INトカシキ4」(国立沖縄青少年交流の家主催)が9月27、28の両日、渡嘉敷村の同所で開かれた。

 小中学生とその保護者が対象で、島外から46人が参加。家族や仲間と触れ合いながら、渡嘉敷島の海や山を観察し、自然の雄大さや素晴らしさについて学んだ。
 事業は渡嘉志久ビーチでマリン活動(スーパーフロート、カヤック、大型サバニ、シュノーケリング)を選択して体験、親子らが一緒になって国立公園の海を満喫した。ファミリータイムでは、同交流の家北山展望所(標高226メートル)から満天の星空の世界を堪能した。
 お土産作りにも挑戦、浜辺の貝殻を利用したフォトフレームなどを作り、島の思い出にした。
 参加者からのアンケートで「シュノーケリングでウミガメが見られて感動した」「親子でスポーツや星を見て触れ合うことができた」「国立公園に指定された渡嘉敷島の魅力を思い切り楽しめた」などの感想が多く寄せられた。
(米田英明通信員)