九州のろう学校生集う 沖縄市で大会 陸上、文化で交流


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沖縄ろう学校の當間龍次君(左)が選手宣誓した体育・文化連盟沖縄大会の総合開会式=2日、沖縄市体育館

 【沖縄】九州地区の聴覚特別支援学校の中学、高校生が集う体育・文化連盟沖縄大会が2日から沖縄市体育館で始まった。初日は総合開会式のほか、絵画や木工作品など生徒たちが仕上げた作品が展示された。

 総合開会式には、県内を含め九州各県の13校の生徒や教職員ら300人が参加した。生徒代表の沖縄ろう学校高等部3年で生徒会長の城間花蓮さんは「交流会や陸上競技大会を通じて思い出を一緒につくっていきたい」と、歓迎のあいさつをした。
 3日には陸上競技大会が沖縄市陸上競技場で行われた。選手を代表して沖縄ろう学校高等部3年の當間龍次君は、大会を通じて「感動を共有し合うことを誓う」と宣誓した。
 初日の交流会では、生徒たちが趣味やアピールポイントを手話を交えて自己紹介した。またフラフープくぐりやリボン結びなどのレクリエーションを通じて親睦を深めた。