名桜大が論文1位 アジア学生交流会議


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アジア学生交流会議(GPAC)の論文の部で1位を獲得した名桜大学の山岸果林さん(前列中央右)らと山里勝己学長(同中央左)ら=9月25日、名護市の名桜大学

 【名護】8月24~29日にベトナム国家大学で開かれた「アジア学生交流会議(GPAC)2014」に名桜大学の学生11人が参加し、国際部門で1位を獲得した。9月25日、参加した学生が山里勝己学長を訪ね、成果を報告した。

 GPACは、アジアの大学生が環境や経済など共通のテーマに関する学術論文を発表し、交流を深める国際会議。今年はベトナム、台湾、韓国、中国、イスラエル、日本の6カ国から約150人が参加した。
 1位に輝いたのは語学教育専攻4年の山岸果林さん、池田恵さん、国際学群2年の儀間勇樹さんのチーム。沖縄の地理的優位性を生かし、那覇空港をハブ空港として活用する国際貿易について英語で論じた論文を発表し、高評価を得た。
 チームの代表を務めた山岸さんは「10分間、英語での発表でとても緊張したが、沖縄の魅力を世界に伝えられたことがうれしい」と話した。儀間さんは「アイコンタクトを加えた発表の方法を指導してもらった。夏休みでスキルアップできた」と成果を報告した。
 山里学長は「先生方のきめ細かい指導とチームワークが実を結んだ。ほかの学生にとっても勇気になる」とねぎらった。
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