ちゅら島 快適に 「座間味美化条例」の運用開始


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座間味村ちゅら島づくり条例の運用が始まり集落などを巡視する指導員=1日、座間味村

 【座間味】座間味村(宮里哲村長)で1日、「座間味村ちゅら島づくり条例」の運用が始まった。国立公園にふさわしい快適で清潔な環境づくりを目指し、ビーチの全面禁煙やごみ分別など、島の美化への取り組みが村民や観光客にも求められる。

この日は早速、指導員に選任された村民20人が各字区や港湾内などを巡視した。
 慶良間諸島が国立公園に指定されたこともあり、環境美化に関する取り決めが急務だとの村民からの要望を受け、ことしの村議会3月定例会で条例が制定された。半年の周知期間を経て10月からの施行を迎えた。
 指導員は午前中に阿嘉島と慶留間島、午後は座間味島を回って指導に当たった。車両と廃船が何台か放置されており、村役場の担当が撤去を通知した上で整理することになった。
 また、スーパーや店舗などの自動販売機の持ち主に、分別したごみ箱の設置を指導していくことを確認した。
(宮里芳和通信員)
英文へ→Zamami Village: beaches are entirely smoke-free