発展尽力 5氏たたえ贈呈 琉球新報賞


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第50回琉球新報賞を受けた(左から)三隅治雄氏、内田詮三氏、上原武市氏、東門美津子氏、宮城宏光氏=6日夜、那覇市のパシフィックホテル沖縄

 第50回(2014年度)琉球新報賞の贈呈式・祝賀会(主催・琉球新報社)が6日夜、那覇市のパシフィックホテル沖縄で開かれた。沖縄振興、経済・産業、社会・教育、文化・芸術の各分野の発展に尽力し、多大な功績を残した5人に賞状と記念品が贈られた。

会場には約350人が集まり、受賞を祝った。
 沖縄振興功労に元副知事で元国場組会長と前沖創建設会長の宮城宏光氏(82)と元副知事で前沖縄市長の東門美津子氏(71)、経済・産業功労にホクガン会長の上原武市氏(79)、社会・教育功労に元美ら海水族館館長の内田詮三氏(79)、文化・芸術功労に国立劇場おきなわ運営財団理事の三隅治雄氏(87)が選ばれた。
 贈呈式で富田詢一琉球新報社社長は「それぞれ、大変なご苦労があったと思います。これまでの功績に心から敬意を表します。これからも、ますますのご活躍と後進のご指導をお願いしたい」とあいさつした。
 知事公室の曽根淳秘書広報交流統括監が仲井真弘多知事の祝辞を代読。「今後も県政の発展のために力添えをお願いしたい」と述べた。