県内人身事故、45%は交差点 国道58号で多発


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 県警によると、2013年中に県内で発生した交通人身事故6664件のうち、約44・7%(2977件)が交差点で発生している。交差点での人身事故のうち、最も多かったのは出合い頭の事故で約35・5%(1058件)あった。

次いで、右左折時が約24%(714件)、追突が約20%(595件)と続いた。
 県警のまとめを基に県内の交通事故多発交差点ワースト5を発表している日本損害保険協会沖縄支部によると、13年中、最も事故が発生したのは北谷町の北谷交差点(国道58号)で12件あった。那覇方面から北中城方面への右折車と対向直進車の事故、名護方面から美浜方面への右折車と対向直進車による事故が多く見られた。いずれも朝の通勤時間帯で多発している。
 次いで那覇市の上之屋交差点(国道58号)で9件あった。泊方面からおもろまち方面への右折車と、横断歩道を横断中の歩行者との事故、おもろまち方面から安謝方面への右折車と歩行者の事故が多い。夕方の帰宅時間帯で多発した。
 県内交通事故多発交差点ワースト5は以下の通り。
▽ワースト1=北谷町北谷交差点
▽ワースト2=那覇市上之屋交差点
▽ワースト3=宜野湾市大謝名交差点
▽ワースト4=北谷町浜川交差点、那覇市松山交差点、那覇市仲井真交差点