「ユーチューバー」活用 ネット動画で特産品PR


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ユーチューバーを活用した動画制作のイメージ

 観光プロモーションの企画提案を行うエスビージャパン(八重瀬町、中元英機社長)は6日、人気動画投稿サイト「ユーチューブ」を利用して商品をPRする「ユーチューバー」を活用した映像プロモーション事業を開始した。

 300人以上のユーチューバーが登録するクリーク・アンド・リバー(東京、井川幸広社長)が展開するマルチチャンネルネットワーク(MC)を活用し、県内の観光プロモーションや特産品などをPRする。
 エスビージャパンが県内の企業や自治体などから動画制作の受注を受け、企画などを立案。立案した企画をMCのオンラインクリエイターズ(OC)に登録したユーチューバーに制作を依頼する。ユーチューバーは制作した動画をインターネット上で公開する。
 OCのユーチューバーは世界中にファンを持っており、人気のあるユーチューバーだと、1万人以上のファンが付いている。ユーチューバーを活用することで、動画を作り発信するだけでなく、再生数の増加や情報の拡散などを見込むことが可能となる。
 中元社長は「県内の自治体や企業もユーチューブに動画を登録しているが、再生回数はなかなか伸びないのが現状だ。ユーチューバーを活用することで、より多くの人に情報をPRすることができる」と話した。

<用語>ユーチューバー
 動画共有サイトユーチューブ上で独自作成した動画を公開し、そこから得られる広告収入を得ている動画作成者。