辺野古座り込み、北海道から初参加 遺骨収集活動の10人


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 【辺野古問題取材班】名護市の米軍キャンプ・シュワブゲート前では8日も、米軍普天間飛行場の辺野古への移設に反対する市民ら約40人が座り込みを続けている。

 太平洋戦争下、炭鉱労働などに従事し、命を落とした人々の遺骨収集を北海道で取り組んでいる「東アジア共同ワークショップ」のメンバーら10人がキャンプ・シュワブのゲート前を訪れ、抗議行動に初めて参加した。代表の殿平真さん(37)は「現場に立つことで、政府のうそを知ることができる。座り込みを続ける人の思いが真実を教えてくれる」と語った。
 一方、8日午前10時現在、辺野古海域は沖縄に接近中の台風19号の影響などで波が荒く、沖縄防衛局の作業船や警戒船、海上保安庁の船の姿はない。【琉球新報電子版】
英文へ→Volunteer group from Hokkaido takes part in Henoko sit-in protest