黒字法人、3年連続で増 連結は過去最高


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 2013年度に決算期を迎え、ことし7月末までに税務申告した法人のうち、黒字の割合が29・1%(前年度比1・7ポイント増)で、11年度から3年続けて上昇したことが8日、国税庁のまとめで分かった。

 企業グループを一つの会社とみなし納税する「連結法人」の黒字申告割合は57・5%(7・5ポイント増)となり、02年度の連結納税制度導入後、最高だった。
 過去の赤字分を所得から差し引く前の単年度の業績でも、黒字法人の割合は56・3%(1・3ポイント増)と4年続けてプラス。国税庁は「業績が改善しているとうかがえる」としている。
 申告件数は277万1千件。
(共同通信)