指定難病110疾患を決定 医療費先行助成の対象


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 厚生労働省の専門部会は8日、来年1月に医療費助成を先行実施する指定難病110疾患を、一部の病名を修正した上で正式に決定した。10月下旬にも告示する。

 難病医療法に基づき、医療費助成対象の難病を約300疾患に拡大する。残りの約190疾患は年内に候補疾患の患者数や診断基準などの情報を集め、来年1月以降に専門部会の下部組織の検討委員会で議論を始める。
 検討委員会が8月に選定していた110疾患のうち、「有棘赤血球を伴う舞踏病」は「神経有棘赤血球症」、「膿疱性乾癬」は「膿疱性乾癬(汎発型)」に、それぞれ名称を変更した。
(共同通信)