市産推奨 11商品を認定 「南城セレクション」創設


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申請者から商品の説明を受け、試食して審査する審査委員ら=9月29日、南城市役所玉城庁舎

 【南城】南城市内の地域資源などを活用した商品を市が推奨品として認定し、商品の普及と需要増を図ろうと、南城市はこのほど「沖縄南城セレクション」認定制度を創設した。

9月29日、市役所玉城庁舎で最終審査会があり、審査委員6人の試食などによる選考の結果、市内11社の加工食品11商品への認定が決まった。

 同セレクションへの申請の対象者は、市内に生産・製造拠点を持つ個人や法人、市で生産された原料を商品に使用する市外の業者など。対象商品は年度ごとに異なり、今回は加工食品を対象に43商品の応募があった。認定期間は3年間で、認定を受けると商品に認定ロゴマークを表示することができる。
 最終審査会では、南城市のイメージや市産であることへのこだわりが感じられるかなどの基準に沿って審査された。認定商品は24、25、26の3日間、那覇市で開かれる第17回ありんくりん市などで販売される。認定式は11月30日、市大里のイオンタウン南城大里で開かれる商工フェアで行われる。認定商品と会社名は次の通り。
▽島豆腐麺(琉球豆腐)
▽ハートサブレ(新垣菓子店)
▽春うっちん粒(仲善)
▽ハブカレー(南都)
▽沖縄マンゴーケーキ(南都物産)
▽モズクとアーサの佃(つくだ)煮(cafe黄果報 KUGAFU)
▽沖縄・南城・さとうきび酢(たまぐすく)
▽ウコン梅(シーワン)
▽もずくゼリー(マルミネ産業)
▽こんぺん(みなもとや)
▽レモンケーキ(こはるびより)

※注:「cafe黄果報」の「e」は上に「´(アキュートアクセント)」