「辺野古の海」活写　県内外１４人、新報本社１階で写真展

　県内外で活動する水中写真家、県内２紙の報道カメラマンら１４人が撮影した「辺野古の海」写真展（同実行委員会主催）が９日、那覇市天久の琉球新報社１階ギャラリーで始まった。１５日まで。入場無料。

開場は午前１０時から午後９時。９月に都内で開催し、沖縄では今回が初展示となる。美しいサンゴが生息する海の様子や、埋め立てに反対する市民らの活動などを５０点の写真で伝えている。
　初日は、名護市辺野古への新基地建設に反対する県庁包囲行動を終えた市民のほか、学生らなど多くの参加者が訪れた。地域環境政策を学ぶ沖縄国際大生の宮城和幸さん（１８）は「普段はあまり意識して海を見なかった。写真から辺野古の海にいろいろな生物がいることを知った」と話した。
　会場では展示写真の一部を収めた２０１５年カレンダーも販売する。価格は千円（税別）。問い合わせは花城（電話）０９０（８６６２）２２２３、新藤（電話）０９０（４８１３）５０４３。