御嶽山発見は1人、死者56人に 別人の体一部も 


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 御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)の噴火で、11日の捜索の結果、大きな岩に挟まった状態で見つかったのは登山者1人と別人の体の一部だったことが長野県警への取材で分かった。ヘリコプターで麓に搬送し、1人の死亡を確認した。死者は計56人となった。県警が身元の特定を進める。

 捜索関係者によると、いずれも発見場所は、頂上の剣ケ峰下の急斜面。捜索隊がバールなどで岩を動かし、運び出した。
 9月27日の噴火から11日で2週間が経過。依然として8人の行方が分かっていない。
 11日も警察、消防、自衛隊の総勢約550人を山頂付近に投入した。
(共同通信)