御嶽山麓、台風に警戒強める 深夜に最接近か


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 登山者56人が死亡、7人が行方不明となっている御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)の麓、長野県王滝村や木曽町では13日、台風19号による大雨で土砂災害が発生する可能性があるとして警戒を強めた。台風は深夜に最接近する見通し。長野県は既に13、14両日の捜索中止を決定している。
 王滝村によると、土石流が発生した場合に孤立する恐れのある滝越地区の住民らには、早めの避難を呼び掛けるという。
 同地区で旅館を経営する三浦恵美子さんは12日夕、天日干しにしていたソバの種を台風に備え急いで片付けた。
(共同通信)