琉球新報社 情報処理サービスのＯＣＣ（浦添市、天久進社長）は１４日、日本個人情報管理協会（東京、中島洋理事長、ＪＡＰｉＣＯ）と提携し、企業が保有する個人情報保護の体制づくりなどを指導する「個人情報保護サービス」を開始した。
個人情報保護サービスでは、中小零細企業向けの個人情報保護対策の経営システム構築や、個人情報保護を組織的に取り組む優良企業に与えられる「ＪＡＰｉＣＯマーク」取得をサポートする。企業の情報を管理する個人情報管理士も育成する。
１４日、天久社長らが新サービス開始の報告で琉球新報社を訪れた。天久社長は「沖縄は医療や観光関連の企業が多く、個人情報を取り扱う機会が多い。新サービスを利用して、安全で安心な環境をつくってほしい」とＰＲした。中島理事長は「沖縄は中小零細企業が多いが、多くの企業が『ＪＡＰｉＣＯマーク』が取れるよう安価に設定している。これを機に、個人情報に対する意識を高めてほしい」と話した。
