エボラ孤児3700人と推計 ユニセフ事業局長


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 国連児童基金(ユニセフ)のエドワード・チャイバン事業局長は16日、都内で共同通信のインタビューに応じ、感染が拡大するエボラ出血熱で親を失った孤児が西アフリカのシエラレオネ、ギニア、リベリアの3カ国でこれまでに約3700人に上っているとの推計を明らかにした。

 チャイバン局長は「孤児は増加傾向にあり、家族や地域の心理的サポートが必要だ」と述べ、支援の重要性を訴えた。
 感染への恐怖による育児放棄や差別から孤児を保護するため、世話ができる親族らと連絡を取り、仲介に取り組んでいるという。
(共同通信)