台湾で初のオリオンビアフェスト 県産品も好評


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台北市で開催されたオリオンビアフェストin台湾=18日、台北市の統一阪急百貨店

 【台北市で佐々木健】「オリオンビアフェストin台湾~沖縄スペシャルタイム~」が17日、台湾・台北市の統一阪急百貨店「夢広場」で開かれた。海外でオリオンビアフェストが開かれるのは初めて。会場は台湾のオリオンビールファンや地元市民らでにぎわい、熱気に包まれた。

 会場にはオリオンビールの販売ブースの他に、沖縄観光コンベンションビューローが「沖縄観光PRブース」を設け、県内の離島や観光地などを紹介した。「県産品販売ブース」では、勝連漁協の生モズクや宮古島の雪塩などが販売された。台北市の陽宗憲さん(30)は「沖縄が大好きで訪れた。来年も台北で開催してほしい」と話した。
 「飲食店ブース」には県内で居酒屋チェーンを展開する「秘密基地」が出店。参加者らは軟骨ソーキやモズクの天ぷらなどに舌鼓を打った。新北市から訪れた呂麗華さん(23)は「ソーキを初めて食べたがとてもおいしい」と感想を語った。
 沖縄市越来青年団によるエイサーの演舞では、出演者と会場一体でカチャーシーを踊った。県出身の歌手Manamiや女性3人組沖縄ポップスユニット「サンサナー」らも会場を沸かせた。最後はディアマンテスで幕を閉じた。
 オリオンビール外販部の森山康課長は「ビアフェストを機に多くの台湾の皆さまにオリオンビールを飲んでほしい」と話した。
 ビアフェストは18日も午後2時から開催される。