「路上寝やめて」カード挟み本人警告 事故防止で石川署


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「路上寝ストップカード」をPRする波平悟暁交通課長=15日、石川署

 【中部・北部】酔っ払って道路などで眠ってしまう路上寝を防ごうと、石川署(山田聡署長)はこのほど、新たに「路上寝ストップカード」を作成した。路上寝をしている人のシャツのポケットやベルトにカードを挟み、警告するもので、8月から交付が始まっている。

 石川署管内で路上寝による通報は月平均で15~20件ほど発生している。これまでは紙で警告していたが、なくなってしまうことも多かったため、厚紙で先端の細いカード状に仕上げ、ポケットなどに入れやすく工夫した。路上寝をした本人だけでなく周りからも分かるため、恥ずかしさから路上寝の再発防止につながると期待する。
 山田署長は「オリジナルで作成したカード。後で起きてカードを見て『うちあたい』してほしい」と話した。