エボラ熱感染の女性が治癒 スペインの看護師


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 【パリ共同】スペイン政府は19日、今月6日にエボラ出血熱への感染が確認され、首都マドリードの病院で治療を受けていた女性看護師が19日に行ったウイルス検査の結果が陰性だったと発表した。2度目の検査も実施されるが、治癒したとみられる。フランス公共ラジオが報じた。
 女性は9月25日に死亡したエボラ熱の男性患者を担当していた際に院内感染したとみられ、アフリカ大陸以外で感染した初のケースとされた。
 スペイン政府の担当者は「健康状態も改善している」と説明。スペインメディアでは、女性の夫がビデオメッセージで「彼女は病気に勝った」と話す様子が伝えられた。
(共同通信)