米軍、Xバンドレーダーを搬入 京都・京丹後の通信所


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 米軍は21日早朝、京都府京丹後市の米軍経ケ岬通信所に、ミサイル防衛用の早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」を搬入した。防衛省によると、年内に本格運用が始まる見通し。
 同通信所は近畿地方唯一の米軍基地。22日に、運用を担当する米陸軍第14ミサイル防衛中隊の発足式を通信所に隣接する航空自衛隊経ケ岬分屯基地で行う。
 Xバンドレーダーの配備に伴い、国土交通省は11月1日から、通信所周辺に飛行制限空域を設定する。制限空域は通信所を中心にした半径6キロ、高度約6千メートル以下の半円柱状。大半が通信所北側の日本海上空となる。
(共同通信)