農業遺産に岐阜、和歌山、宮崎 農水省が候補選定、来年審査へ


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 農林水産省は21日、国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産の候補に岐阜、和歌山、宮崎各県の3地域を選んだ。地元自治体などでつくる協議会が年内にも認定申請書を提出、来年開催予定のFAOの国際会議で認定の可否が審査される。
 候補になったのは「里川における人とアユのつながり」(岐阜県)、「みなべ田辺の梅システム」(和歌山県)、「高千穂郷・椎葉山の森林保全管理が生み出す持続的な農林業と伝統文化」(宮崎県)。
 ほかに宮城、埼玉、徳島、沖縄各県の4地域も候補に名乗りを上げていたが、農水省の専門家会議が現地調査などを通じて絞り込んだ。
(共同通信)