米5空港に入国経路限定 エボラ熱で水際対策強化


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 【ワシントン共同】米国土安全保障省は21日、エボラ出血熱が流行する西アフリカ3カ国から米国への入国経路を、すでに検疫を強化しているニューヨークのケネディ国際空港など5空港に限定すると発表した。

 ギニア、リベリア、シエラレオネから米国への直行便はないが、欧州などを経由する到着便を運航する航空会社と協力して22日から実施する。米疾病対策センター(CDC)によると、3カ国からの渡航者は1日に約150人。94%が5空港に到着するが、残りの6%の入国経路を制限して水際対策を強化する狙い。
(共同通信)