米紙ベン・ブラッドリー氏が死去 ワシントン・ポスト元主幹


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 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストでウォーターゲート事件をスクープした当時の編集主幹を務めたベン・ブラッドリー氏が21日、ワシントンの自宅で死去した。93歳だった。同紙電子版は自然死と伝えた。

 1921年、東部ボストン生まれ。ニューズウィーク誌を経て65年にワシントン・ポストの編集局長に就任。68年に編集主幹となってからさらに23年間同紙を率い、影響力が小さい一地方紙にすぎなかったワシントン・ポストを米国の最有力紙の一つに育て上げた。
(共同通信)