北星学園脅迫を本格捜査、道警 従軍慰安婦報道で


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 従軍慰安婦問題の報道に関わった朝日新聞元記者が非常勤講師を務める札幌市の北星学園大に脅迫電話をかけたとして、北海道警が威力業務妨害の疑いで北信越地方に住む男を近く本格捜査する方針を固めたことが23日、捜査関係者への取材で分かった。
 捜査関係者によると、5月と7月に北星学園大の学長宛てに「元記者を辞めさせなかったら、天誅として学生を痛めつける」などと書かれた脅迫文が届き、その後、大学に男の声で「大学を爆破する」という趣旨の脅迫電話があった。電話の発信履歴などから、北信越に住む男が浮上したという。
(共同通信)