水戸地検、時効前日に男を起訴 09年のひき逃げ事件


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 2009年に茨城県笠間市で起きたひき逃げ事件で、茨城県警が容疑者不詳のまま書類送検したにもかかわらず、水戸地検が公訴時効成立前日の今年9月、自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)の罪で同県茨城町の農業の男(57)を起訴したことが23日までに分かった。
 起訴状によると、男は09年9月19日、赤信号を無視して笠間市の交差点に乗用車で進入し、当時18歳だった乗用車の女性に衝突、女性に軽傷を負わせ、逃げたとされる。
 車が見つかっておらず物証などがないため、県警は時効が迫った今年8月20日に書類送検した。
(共同通信)