マリでエボラ熱初確認 ギニアから入国の女児


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 【ナイロビ共同】西アフリカ・マリのコネ保健相は23日、同国西部カイで女児(2)がエボラ出血熱に感染していることを確認したと発表した。ロイター通信などが伝えた。マリで感染者が確認されるのは初めて。女児は最近、エボラ熱が流行する隣国ギニアから入国したという。
 エボラ熱はリベリア、シエラレオネ、ギニアを中心に拡大し、感染者が確認されたのはマリで8カ国目。ナイジェリアとセネガルでは今月に終息が宣言されたが、米国とスペインにも感染が飛び火していて、世界各国はエボラ熱への警戒感を強めていた。
 女児の母親は数週間前にギニアで死亡し、親族が女児をマリに連れてきた。
(共同通信)