クラブ、「24時間」可能に 風営法改正案を閣議決定


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 政府は24日、若者がダンスを楽しむクラブの規制を緩和する風営法改正案を閣議決定した。現行法は、客に飲食を提供しダンスをさせる形態を風俗営業とみなし、営業時間を原則午前0時までに制限。改正案では、ダンスをさせるかどうかではなく、店内の明るさ(照度)を基準に風俗営業に該当するかを区別する。一定の条件を満たせば24時間営業も可能になる。
 規制緩和の対象となるのは、店内の照度が休憩時間の映画館と同程度の10ルクスを超えるクラブ。警察庁は客席で測り、照明による演出で明るさが定まらないダンススペースは暗くなっても容認する方向だ。
(共同通信)