カナダの男、旅券申請でトラブル リビア大使館が難色


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 【ニューヨーク共同】カナダの首都オタワの連邦議会議事堂などを襲撃し射殺されたマイケル・ゼハフビボー容疑者(32)が10月初め、オタワのリビア大使館に旅券の更新を申請した際、大使館から難色を示されるトラブルがあったことが24日分かった。
 警察は旅券発給の遅れが事件の動機の一つだった可能性があるとの見方を示しており、それを一定程度裏付けた。シリアへの渡航を希望していたとされる。容疑者はカナダとリビア両方の国籍を持ち、父親はリビア系。古い旅券は2000年に発給され、07年には実際にリビアを訪れていた。
(共同通信)