エボラ熱の2看護師が回復、米国 1人は退院、オバマ氏抱擁


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 【ワシントン共同】米南部テキサス州ダラスの病院でリベリア人男性の治療中にエボラ出血熱に感染した女性看護師ニーナ・ファムさんが完治し、東部メリーランド州にある米国立衛生研究所(NIH)の医療施設から24日退院した。
 検査で体内からウイルスが検出されなくなった。感染したもう1人の女性看護師アンバー・ビンソンさんが入院している南部ジョージア州の病院も同日、ビンソンさんの体内からウイルスが消滅したと発表した。退院日時は未定。
 ファムさんは退院時にNIHの医師らに祝福され、その足でホワイトハウスを訪問。オバマ大統領はファムさんと抱き合って退院を喜んだ。
(共同通信)