学校授業に琉球諸語を 継承会、県に提言


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 9月に危機言語財団の第18回大会を開いた琉球継承言語会(宮良信詳会長)などは24日までに、同大会の宣言文をまとめた。(1)琉球諸語の第2公用語化(2)学校教育にしまくとぅばを取り入れること―を提言している。

県と県議会に24日、宣言文を手渡した。文化庁、琉球諸語に含まれる奄美市を抱える鹿児島県、同県議会にも送付する。宮良会長は「日本語だけでなく自分たちの地域に伝わる言語を選択し、学ぶことができる環境が大事だ」と語った。
英文へ→Ryukyuan Heritage Language Society suggests Okinawa include Ryukyuan languages class in education at schools