在特会会員、傷害容疑で逮捕 終戦記念日に乱闘騒ぎ


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 警視庁公安部は25日、自分たちの主張に反対する男性らを殴ったとして傷害容疑で、「在日特権を許さない市民の会(在特会)」会員で職業不詳、伊藤広美容疑者(54)=三重県四日市市みゆきケ丘=ら男5人を逮捕し、在特会の関係先など8カ所を家宅捜索した。
 公安部によると、在特会を含む右派系の団体は終戦記念日の8月15日夕、東京・靖国神社周辺で主張が異なる勢力への抗議活動をした。約100人が近くの居酒屋で打ち上げをした後、通りがかった反対勢力9人と乱闘騒ぎになった。
 逮捕容疑は同日午後9時ごろ、千代田区内の路上で、男性2人の首を絞めるなどしてけがを負わせた疑い。
(共同通信)