教諭が生徒に暴言「飛び降りろ」 長崎県の私立高校


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 長崎県の私立高校の50代男性教諭が6月、理科の授業中に3年生の男子生徒の頭を拳で殴るなどの体罰を加え「分からなかったら窓から飛び降りろ」などと言っていたことが25日、県の調査で分かった。教諭はその後、同月に学校から勧告を受け、退職した。
 県によると、教諭は6月10日、3階の教室で授業中に質問に答えられなかった男子生徒の頭を拳や厚手の本で複数回殴り暴言を吐いたという。
 生徒が担任に相談し、発覚。6月12日から出勤停止処分となった。事件発覚後のアンケートで、他にも複数の生徒がこの教諭から体罰を受け、日常的に「死ね」「クズ」などと言われていたと回答した。
(共同通信)