マリのエボラ感染女児が死亡 緊急事態とWHO


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 【ナイロビ共同】ロイター通信によると、西アフリカ・マリの保健当局者は24日、国内で初めてエボラ出血熱の感染者と確認された女児(2)が同日死亡したと明らかにした。
 女児は発症した状態でバスで移動しており、周囲に感染が拡大した恐れがある。世界保健機関(WHO)はマリの状況を「緊急事態」として、現地に専門家を派遣し、ほかに感染者がいないかどうか警戒。女児の母親がギニアでエボラ熱に似た症状で死亡したとの報道があり、真偽を確認中としている。
 WHOなどによると、女児は19日に祖母に連れられギニアから入国。ギニアにいた当時から鼻の出血が始まっていた。
(共同通信)