エボラ熱感染者1万人超 流行収まる兆しなし


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 【ワシントン、ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は25日、エボラ出血熱の感染者が疑い例を含め1万141人に達したと発表した。うち死者は4922人。マリが新たに感染国に加わった。感染開始から約10カ月たっても、流行が収まる兆しが見えていない。

 一方、西アフリカ帰りの男性医師がエボラ熱に感染していることがニューヨークで確認され、米政府は水際対策をさらに強化する必要があるか再検討を迫られた。ロイター通信によると、オバマ政権の関係幹部は24日、対策の見直しについて協議した。
(共同通信)