人質解放、身代金が支払い左右 イスラム国、米英人は殺害


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズは26日、過激派「イスラム国」がシリアで人質にした外国人のうち23人について過酷な監禁の実態や、身代金支払いの有無が人質の殺害か解放かを左右している状況を報じた。身代金支払いを拒む米英の人質で解放された事例はない。
 同紙の報道では、イスラム国が8月に拘束したとみられる湯川遥菜さん=千葉市=は23人に含まれていない。
 23人の国籍は12カ国に上り、大半が欧米出身。米英人は7人いたが、米国人ジャーナリストのジェームズ・フォーリー氏ら4人が殺害され、ほかも拘束されたままだ。
(共同通信)