【伊江】直径15センチほどの大きな花を咲かす「輪菊」の産地で知られる伊江村では、正月用に県内外に出荷される切り花の出荷作業のピークを迎えている。
伊江花卉共同選花組合(太陽の花)では連日、栽培農家から納品された菊の選別・梱包作業に追われている。
同村の輪菊の出荷量は、県内の3分の1を誇る。台風の影響で、ことしの切り花の出荷量は前年の同時期に比べ、約12~13%減になるという。
同集配センターの岸本豊センター長は「栽培農家はより質を上げて生産している。精魂込めて作った花を飾り、いい正月を迎えてください」と笑顔で話した。
(中川廣江通信員)