国内自動車生産、13%減 11月、増税影響が長期化


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 自動車主要8社が24日発表した11月の国内生産台数は前年同月比13・1%減の69万5527台となり、5カ月連続で前年実績を下回った。消費税増税の影響が長引き、国内販売が低迷した。現地生産が増えており、輸出向け国内生産の落ち込みが続いたのも響いた。

 メーカー別に見ると、6社の国内生産が減った。ホンダは35・9%減の6万2044台だった。全面刷新した小型車「フィット」が好調だった昨年の反動があった。
 国内生産が伸びたのは、軽自動車「ハスラー」がヒットしたスズキと、北米向け輸出が好調の富士重工業の2社だった。
(共同通信)