ファミマ、2年連続ベアへ 春闘全体に影響も


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 ファミリーマートが2015年春闘で、ベースアップ(ベア)に相当する賃金改善を実施する方向で検討していることが24日、分かった。実現すれば2年連続のベアとなる。ベアの額は今後、労組側の要求も踏まえ、前年実績の月額5千円を参考に調整する。小売り大手でベア実施に向けた動きは初めて。

 大手コンビニのファミリーマートの動きは、セブン&アイ・ホールディングスやローソンといった流通・小売り大手だけでなく、春闘全体にも影響を及ぼしそうだ。
 ベアの対象は、本部の社員など合計で三千数百人となる見通し。
(共同通信)