危険ドラッグ初の広域規制 全国一律で販売禁止、厚労省


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 厚生労働省は26日、改正医薬品医療機器法(旧薬事法)に基づき、危険ドラッグ25商品の販売などを全国一律で禁止する初の広域規制を実施した。名称や形状を官報で告示し、同省のホームページに写真を掲載。包装などから同一と認められる商品は全国で販売のほか、製造、輸入、譲渡、陳列、広告ができない。

 17日の改正法施行で、従来は個々の業者が対象だった販売停止命令の効力を、全ての業者に適用できるようになった。同一とみられる商品をインターネットで販売している76サイトに対しては、プロバイダーに削除を要請した。
(共同通信)