維新、安保対案を3党に提示 高村氏「政府案と隔たり」


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 維新の党の柿沢未途幹事長は3日、自民、民主、公明3党幹部と国会で個別に会談し、安全保障関連法案の対案を示し賛同を求めた。対案は政府が集団的自衛権行使の要件とする「存立危機事態」に代わり「武力攻撃危機事態」を新設、個別的自衛権の範囲を拡大することで対処するのが柱。自民党の高村正彦副総裁は政府案との隔たりは大きいとの認識を伝えた。

 さらに高村氏は「早く対案を国会に提出してもらい、議論したい。公式の修正協議は、法案を出してもらってからだ」と強調。柿沢氏は国会に提出したいが、時期は不明だとの考えを示した。
(共同通信)