漁船6隻転覆、3人心肺停止 3人不明、突風か対馬と下関沖


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 大雨で海が荒れた長崎県対馬沖で1日未明、漁船5隻が相次いで転覆した。海に投げ出された乗員のうち7人は救助されたが、3人は心肺停止となった。2人の行方が分かっていない。また1日午前6時40分ごろ、山口県下関市・角島沖約45キロでもイカ釣り船が転覆、1人が行方不明になった。第7管区海上保安本部(北九州)が巡視船などで周辺を捜索している。

 気象庁によると、対馬海峡付近では1日未明、前線を伴った低気圧に南から暖かく湿った空気が入り込み、大気が不安定になっていた。積乱雲が発達し激しい突風が吹いた可能性があるという。
(共同通信)