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20年ぶり 再会に笑顔 旧JAやんばる職員「同窓会」


20年ぶり 再会に笑顔 旧JAやんばる職員「同窓会」 2002年まで存在していた「JAやんばる」の元職員らが集った「旧JAやんばる同窓会」=11月25日夜、名護市
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 【名護】1994年~2002年までの8年間だけ存在していた「JAやんばる」の元職員らが集い、「旧JAやんばる同窓会」が11月25日夜、名護市のホテルゆがふいんおきなわで開かれた。JAのOBを中心に75人が出席し、約20年ぶりの再会を喜んだ。
 JAやんばるは、94年4月に、本島北部1市2町6村の11農協が合併して結成した。その後、経営悪化などに伴い、02年4月に本島全域の27農協が合併し、県単一農協「JAおきなわ」が誕生したため、JAやんばるは解散した。
 同窓会の世話人を務めた前田実さん(70)は「厳しい時期を共に過ごしてきた仲間。久しぶりに会いたいという声が寄せられ、計画していた。コロナ禍もあり時間がかかったが、多くの人に会う機会ができて良かった」と喜んだ。
 合併前の最後の組合長だった宮城稔さん(85)は「懐かしい顔を見ることができた。みんな、年をとったが、会うことができてうれしい」と話した。 (池田哲平)