【沖縄】中国語とベトナム語による特別おはなし会が11月4日、沖縄市立図書館で行われた。幼児や小学生が参加し、保護者も一緒に手遊び歌や絵本の読み聞かせを楽しんだ。市立図書館での外国語の読み聞かせは今回で2回目となる。
企画したコザインターナショナルプラザ(KIP)の岩谷翼子さんは「なるべく多くの言語に触れてもらえたら」と話す。担当する図書館職員は「言葉や文化に興味がある方には喜ばれていると思う。また機会があれば続けていきたいと思っている」と語った。
読み聞かせに参加した普久原結梨さん(8)は「(外国語を聞いて)その国に住む人がいるんだなって思った」と振り返った。ベトナム語の読み聞かせを手伝ったチャン・フォン・ヴィーさん(22)は「(子どもが)かわいい。楽しかったです」と感想を述べた。
ヴィーさんは沖縄大学の交換留学生で「日本語はカタカナ・ひらがな・漢字があっておもしろい」と話す。沖縄での生活について「沖縄はベトナムみたいな感じ、みんな優しい。坂道が多いので自転車は大変です」と笑顔を見せた。 (鈴木千聡通信員)
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琉球新報朝刊