有料

米須エイサー50周年祝う 糸満 沖縄市園田から学ぶ、感謝状も


米須エイサー50周年祝う 糸満 沖縄市園田から学ぶ、感謝状も 米須青年エイサー結成50周年の祝賀イベントで感謝状を贈呈された、結成当時青年会長の山城秀正さん(右から2人目)ら
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【糸満】糸満市の米須青年エイサー結成50周年を記念した祝賀会がこのほど、米須青年会館前広場で開かれた。1973年に同区にエイサーを教えた沖縄市園田、米須から学んだ八重瀬町安里の青年会も演舞を披露した。式典では、米須エイサーの礎を築いた7人(一部代理出席)に感謝状を贈呈した。
 感謝状を贈呈されたのは、73年当時の青年会長の山城秀正さんと、職場にいた園田出身者を通じて教わるきっかけをつくった久保田昇さん、初期の地謡をした大屋利秀さん、金城正男さん、山城幸次郎さん、山城孝助さん、山城清光さん。
 山城秀正さんは「50年、歴史と伝統が絶えなかったことは感動。いつまでも続いてほしい」と話した。
 米須の神村進自治会長は「園田青年会を親に、子の米須、孫の安里をあげてイベントができてうれしく思う。これからもこの絆を大切にしたい。米須青年会は地域の宝。次は100周年に向けて米須一丸で頑張りたい」と笑顔を見せた。 (藤村謙吾)