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7年かけ「崎本部誌」完成 本部町 来月3日、公民館で祝賀会


7年かけ「崎本部誌」完成 本部町 来月3日、公民館で祝賀会 崎本部誌の完成を喜ぶ編集委員のメンバーら=本部町の崎本部公民館
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【本部】本部町崎本部の一大事業であった字誌「崎本部誌」(山城ひとみ編集委員長=同区長)が完成した。新年の1月3日、同区公民館で祝賀会を開催する。
 2016年8月から「手作り感のある字誌を目指そう」をテーマに7年間をかけて仕上げた。毎月行われた定例編集委員会は40回を数えた。編集委員は19人で頑張った。
 サイズはA4版で360ページ、500部制作する。予算は380万円となっている。総務部、歴史部、経済産業部、文化部の4グループに分かれて取り組んだ。
 内容は第1章が「崎本部の歴史」、第6章が「座談会」、第9章が「資料編」などとなっている。区の屋号も調査してまとめた。写真は学校のかやぶき作業、崎本部橋、カツオ船、崎本部診療所などが掲載されている。
 仲地賢同総務部長は「寄稿編に原稿の執筆、字誌の編集において参考文献として著書の転載、座談会に快く出席され話題を提供された方々に感謝します」と話した。(上間宏通信員)