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羽地大川ムラ跡活用へ 名護、地域区長ら遺構視察


羽地大川ムラ跡活用へ 名護、地域区長ら遺構視察 黒糖を作る際の釜があった場所。石が積まれている場所は煙突があったとされている=1日、名護市の羽地ダム周辺
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 【名護】名護市役所羽地支所(新城美海所長)は12月1日、羽地ダム建設によってほとんどが沈んだ羽地大川ムラ跡に残る遺構などを地域の教育や観光に活用しようと、羽地地域の区長ら12人を招き、学習会を開いた=写真。
 学習会は、羽地支所から委託を受け、羽地大川ムラ跡を巡るルート開発などを手がけるうずまき企画の比嘉久さんがガイドを務め、羽地ダム周辺に残る水車製糖小屋や炭焼き小屋などの遺構を見て回った。新城所長は「教育や地域振興に活用していきたい」と話した。(金城大樹)